結婚準備、まずは何から始めよう?「あんまりイメージできないし、とりあえず式場見に行ってみよっか♪」…そんな人はまずチェック!彼と最初に話し合いたいポイントをご紹介します。
01 結婚式・披露宴、する?しない?
02 結婚式、いつにする?
03 どこで結婚式挙げる?
04 招待ゲストは何人くらい?
05 どんな結婚式にする?
06 予算はいくらくらい?
07 オマケ -相談の時に気をつけたいこと-
01 結婚式・披露宴、する?しない?
「結婚するなら披露宴して当たり前」だったのは昔の話。結納や挙式、披露宴をするしないに始まり、結婚の形も様々に変化しています。”自分たちらしい結婚スタイル”は、「結婚式する?」から。挙式・披露宴それぞれに、する派・しない派の意見を見てみましょう。
◆挙式も披露宴もしない…32%
「目立つのが恥ずかしい。自分が主役!みたいな写真を見ても、あんまり憧れません(20代・事務・女性)」
「準備も大変そうだし、そもそもすごくお金がかかる。引っ越しとか新婚旅行とか、これから子育てだってあるし、式にあんなにお金をかけるのってもったいない(20代・会社員・男性)」
「自分たちの結婚に、あんな儀式っぽいものって必要ない気がする。お互いに大切に思えていたら十分ですよね。(30代・IT・男性)」
シンプルに婚姻届を出すだけでなく、結婚の記念に写真は撮ろう!というフォトウェディングスタイルの方も増えているようです。二人だけなら場所もタイミングも選びやすいし、一度考えてみてはいかがでしょうか?
◆挙式のみ…9.8%
「二人とも地元が遠いので人を呼ぶのは気が引けるけど、せっかくだからウェディングドレスが着たかったんです!(20代・アパレル・女性)」
「大げさなことはしたくなかったけど、小さい頃から父がバージンロードを歩くのを楽しみにしてくれていたので叶えてあげたかった(30代・教員・女性)」
「従兄弟の結婚式で和婚を見て、教会とかはピンとこないけど、神社で昔ながらの式をするのっていいなって思いました(30代・会社員・男性)」
比較的大きなお金をかけずに、大切な人たちとしっかり思い出を残せるのが挙式のみスタイル。式場によっては土日・祝日では挙式のみでは受け付けてくれなかったりしますので、事前の確認がオススメです。
◆挙式も披露宴もする…57.7%
挙式も披露宴もどっちも楽しみたい!
02 結婚式、いつにする?
時期を決める時に大切なのが準備期間。挙式のみの場合は2ヵ月、披露宴もする場合には4ヵ月以上前には式場を決めておきましょう。
詳しくは、「いつ、何する?結婚準備の基本の流れ」をご覧ください。
・春 3〜5月…暑さ寒さの心配が少なく、穏やかなガーデンウェディングにもピッタリ!お花も選びやすいシーズンです。人気の季節な分、料金プランは少し高めになりがちなこと、異動の多い職場の方は、誰を呼ぶかなど職場のゲストに気を遣いがちなことに注意が必要です。
・夏 6〜8月…明るく爽やかなパーティがしたい方、海辺の結婚式にオススメ。また暑さや夏休みを避ける方が多いため、比較的料金プランがお得なのが嬉しいポイントです。真夏のパーティではガーデンイベントを避けるなど、暑さ対策には注意しましょう。
・秋 9〜11月…一年でもっとも晴れる日が多く、春に次いで人気のシーズンです。食欲の秋ということもあり、旬の食材で季節感のある料理が楽しみやすい時期でもあります。
・冬 12〜2月…イルミネーションやキャンドルに街が彩られ、ウェディングシーンでもロマンチックな装飾が楽しみやすい季節です。女性のゲストはドレスアップして薄着なことも多いため、外での写真撮影を避けるなど、寒さ対策に気を配りましょう。
また、何よりもコスパ重視!という方は、日取り・時間帯別の価格の違いとその理由をご覧ください。
03 結婚式、どこで挙げる?
海外?国内?をまず決めたら、あとは二人のイメージ×ゲストのアクセスの両面で考えましょう。思い出の場所を選んだり、自然の中や海辺など、思い描くシーンから探すのも良いですね。
気をつけたいのが、遠方のゲストが多い場合。イメージを優先し、新幹線や空港などからあまりにも離れた場所を選んでしまうと、場合によっては日帰りできたゲストに宿泊が必要になることも。イメージだけで場所を決めないように気をつけましょう。
04 招待ゲストは何人くらい?
披露宴の費用は、ゲストの人数で大きく変わります。また、両家の人数に大きく偏りがあると、少ない側のゲストが少し肩身の狭い思いをすることも。
職場の人は呼ぶ?親族はどのくらい?友人はどこまで?など、見学の前に大まかな人数を考えておきましょう。特に親族をどこまで呼ぶかは、親族間で暗黙の了解があることも。事前に親御様に軽く相談することをオススメします。
05 どんな結婚式にする?
どんな結婚式、と言われてもパッと思いつくのは難しいですよね。
人数 × 式場タイプ × キーワード で考えるのがオススメです。
・人数:人数が少ないほど和やかでアットホームな印象に、多いほど盛大でイベント感のある印象になります。
・式場タイプ:ホテル・総合式場・ゲストハウス・レストラン 希望のタイプによって、かなりイメージは固まってきます。それぞれの式場タイプの違いは、こちらの記事をご覧ください。
・キーワード:ナチュラル・カジュアル・アットホーム・クラシック・わいわい・落ち着いた、など、思いつく言葉をお互いに3つ書き出してみましょう!
06 予算はいくらくらい?
結婚式・披露宴の全国平均費用はおよそ360万円、ゲストの人数は70名。親御様からの援助とご祝儀を引いた分が自己負担分になります。ご祝儀は1人あたり約3万円と考えると良いでしょう。
ただし、式場への支払いは挙式1〜2週間前の事前振込であるところが多いです。ご祝儀をアテにして準備しようと考えている方は、ご注意ください。
07 オマケ -相談の時に気をつけたいこと-
期待がふくらむ結婚準備。とは言え、思った以上に決めることがたくさんあります。
そんな中でとっても多いのが、彼や家族との、思ってもみなかった意見や価値観の違いでケンカになったり、疲れてしまうこと。
”会社の人をどこまで呼ぶ?””うちの地元は引き出物にコレは絶対入れるものだから””結婚式の料理でお刺身がないなんて…!”などなど、大なり小なり、「えっ、そんなところこだわるの?」という驚きに出会う人が多いと思います。
これから家族になる人たちと向き合う最初の大きなイベントだからこそ、意外な希望は相手を知るチャンスです。表向きの言葉だけでなく、何を大事にして決めていきたいのか、まで聞いて相談を進めてみてくださいね。