式場選びに欠かせない、ブライダルフェアや会場見学。式場検索ができる情報サイトでは、ブライダルフェアのメリットや楽しみ方、体験できるポイントの紹介が中心になっています。
ブライダルフェアは、式場にとってもカップルにその魅力を知ってもらうための大事なイベント。当然、最高に魅力的なことをたくさん紹介してくれます。逆に言えば、いいところだけを紹介する時間でもあります。
式場選びをたっぷり楽しむためにも、「素敵!楽しい!こんなところで結婚式がしたい!!」といういいところだけでなく、後から後悔しないためのチェックポイントも知っておきたいですよね。
チェックポイントは大きくこの4つ!
- 設備は十分?
- 見積もりは複数パターンもらう
- フェアの内容と当日・見積もりの違いはない?
- 担当者は誰?
会場の設備は十分?
会場見学で一番楽しみなのが、チャペルや神殿などの挙式会場と、パーティ会場となるバンケットですが、それに気を取られて忘れがちなのがその他の設備。
待合スペースが十分あるかなど、当日のゲストが居心地良くすごせるかも気にしたいところです。他にも、ふたりが招く予定のゲストによってはこんなポイントも気にしたい、という点をまとめました。
ゲストのタイプ | 確認ポイント |
---|---|
遠方ゲストが多め | 到着後・帰宅前に着替える人はいませんか?そんな場合は、着替えスペースが複数確保されていたり、広めだと安心です。 |
乳児の参加予定がある | バンケット(披露宴会場)のそばに授乳・オムツ替えのスペースがあると安心!また会場によっては、バンケット内に設置できるベビーベッドを準備してくれるところも。お子さま連れの参加はゲストが何かと気を遣いがちなので、招待する側で準備できる設備は押さえておきましょう。 |
高齢者ゲストが多め | 階段・段差なく移動できるルートがあるか、遠回りすぎないかなど、バリアフリーの程度を確認しましょう。 |
見積もりは複数パターンもらおう
結婚式の初期見積もりは、後から金額アップする人がなんと8割!
低予算で挙げられることをアピールして安心してもらうため、式場が提示する見積もりは最低金額に近いものになりがちです。
後から予算オーバーにならないために、見積もりは低ランクパターンだけでなく、希望する内容をすべて盛り込んだMAX金額パターンの2パターンは確認したいところ。
初期見積もりの注意ポイントはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、気になる方は是非ご覧ください!
後悔しない見積もりのチェックポイント
フェアの内容と当日・見積もりの違い
ブライダルフェアでは、その会場での結婚式の魅力を最大限伝えるため、装花・演出・試食・模擬挙式など様々なイベントが体験できます!
ですが、実はそれも1つの注意点。ブライダルフェアで体験した魅力的な内容が、当日そのまま叶うとは限りません。フェアで見学・体験した内容よりも低い見積もり金額で計算されていて、後からランクアップが必要になる可能性が高いです。
また季節によっては仕入れられない食材やお花の種類があったり、真冬や真夏の屋外演出など、実現しにくいこともあります。
フェアで大満足!と思った会場ほど、その日に体験できたことがそのまま見積もりに反映されているか・当日実際できないことがないかは必ず確認しましょう。
担当者は誰?
見学で案内してくれたプランナーがとっても頼りになる人で、この人に手伝ってもらえるなら安心!と思えても、その人が一緒に準備してくれるわけではないことをご存知ですか?
会場によって担当者の仕組みは様々。実は、見学の案内から当日までずっと同じ人が担当してくれるケースはほとんどありません。
多くの式場では、フェア案内(営業担当者)とプランナー(準備担当者)は別の人が担当します。またホテルなどでは、当日の付き添い担当者はさらに別の人になることも。
案内してもらった人に担当してほしい、などの希望がある方は、契約前にその会場の担当システムを聞いてみることをオススメします。
結婚準備は4ヵ月以上かけて進める一大イベント。分からないことや心配事もたくさんあるため、一緒に準備してくれるプランナーが頼りになるのは重要なポイントです。ですが、当日まで気持ちよく準備したいしクレーマーと思われたくないなど、担当者に不満があってもなかなか直接言いにくいのが花嫁のホンネ。
とっておきの大切な日、また大きなお金を払うからこそ、安心できる担当者に出会える会場かどうかもちゃんと押さえておきたいですね。
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