あなたの挙式スタイルは、キリスト教式?神前式?人前式?仏前式?
ウェディングデイの始まりを告げ、大切なゲストの前でこれからを誓う挙式。
それぞれのスタイルの特徴から、おふたりにピッタリの挙式スタイルを選んでみませんか?
挙式スタイル別の特徴
キリスト教式
なんと言っても1番人気のキリスト教式。日本で最もスタンダードな挙式スタイルです。
ウェディングドレスでバージンロードを歩き、祭壇の前で誓いを交わす、花嫁の憧れが詰まった時間。
神に誓うキリスト教式は牧師や神父の方を向く(ゲストに背を向ける)時間が自然と長くなるため、ロングトレーンのウェディングドレスを着たい方にもオススメです。
人前式
近年、人気急上昇の人前式。列席のゲスト全員を立会人とし、ゲストに結婚を誓う挙式スタイルです。
宗教にまつわるルールや儀式がまったくないため、オリジナリティを出しやすいことや、場所をまったく選ばないことなどもその人気のひとつ。
1日のはじまりの挙式をゲスト参加型の人前式にすることで、パーティの時間にも自然とアットホームな一体感が生まれやすいことなども魅力的です。
神前式
和装ブームの再来で、2010年ごろからまた注目を集めている神前式。参列者を親族に限定したり、ヘアスタイルの決まりがあるなど以前は敬遠されがちでしたが、最近はそのような制限のない神社も多くなってきました。
真っ白な白無垢をまとい、三三九度や玉串礼拝を捧げる古式ゆかしい儀式は、日本人なら一度は経験してみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
雅楽の生演奏や能舞など、実は細やかに神社や式場ごとに挙式の内容が異なっていることにも注目してみたいポイントですね。
仏前式
仏前式とは、それぞれの家の信仰宗派の寺院などで仏様とご先祖様に誓いを立てる挙式スタイル。
式への参列は親族のみが一般的です。また衣裳は、白無垢・黒紋付袴を着るなど、神前式と似ているところもあります。
ただし、基本的には新郎新婦のどちらかがその寺院の檀家である必要があるため、仏前式を選べる人は必然的に限られてきます。
キリスト教式と人前式の違いは?
最近、人前式の人気が高まるにつれ「キリスト教式との違いは?」と言われることも増えてきました。
大きく違うポイントは2つ、「聖歌など、キリスト教式の儀式を行うか」「挙式中に向く方向」です。
キリスト教式では、キリスト教にまつわる儀式があるのはもちろんですね。進行は牧師や神父によって執り行われます。一方、人前式では宗教的な儀式はまったくなく、進行は司会者が執り行います。
また、挙式中は主に祭壇の方を向くキリスト教式とは逆に、主にゲストの方を向いているのが人前式。自然と厳かな雰囲気になりやすいキリスト教式に比べ、人前式は少しカジュアルでアットホームな雰囲気になりやすいこともポイントでしょう。