結婚式当日の感動を記念に残すスナップアルバムなど、写真はとっておきの瞬間を切り取って残してくれる思い出の品。
結婚式より先にスタジオや会場で行う前撮り以外にも、最近は思い出の場所や希望の写真イメージに合わせて撮影場所を選ぶロケーションフォトも人気です。
「当日の写真があれば十分だけど、前撮りとかロケフォトをしたくなるのはなんで?」そのヒミツをご紹介します。
当日撮影じゃできない!前撮りだけのメリット
まずは前撮りの嬉しいポイントから。前撮りをする大きなメリットは、以下の3点!
- 当日と違う衣裳が着られる
- 当日、前撮りの写真が飾れる
- 緊張や忙しさでバタバタせずに写真を楽しめる
挙式で教会式を選んだけれど白無垢も着てみたかった方や、最後まで迷って悩んで決めたウェディングドレスのもう1着が捨てがたくて…など、当日には着られない衣裳も前撮りなら写真に残せます。また、「母親の念願で神社で挙式をしたけど、どうしてもウェディングドレスが着たかった」という人もいるようです。
また、前撮りで撮った写真は事前に受け取れるため、ウェルカムボードにしたりと会場に飾って楽しめるのも嬉しいポイントです。
何より、結婚式当日の新郎新婦のスケジュールは、会場到着からお見送りまで分刻み。どんな一日になるのか、挨拶はちゃんとできるか、ゲストには満足して過ごしてもらえるか…など、緊張や気がかりなことも盛りだくさんです。
そんな当日だからこその素敵な表情ももちろんたくさんありますが、リラックスして写真が残せるのは前撮りならではです。緊張しやすい方や涙もろい方も、思い切り笑顔の写真が撮れますよ。
人気急上昇!ロケーションフォトの魅力
季節・場所を選ばず、ふたりのイメージや希望に合わせて自由な写真が楽しめるロケーションフォト。挙式は夏だけど桜の下で和装写真が撮りたい、ふたりの思い出の海でウェディングフォトを、愛犬と一緒に家族写真!など、当日のスナップアルバムでは叶わない写真が残せます。
また、ロケーションフォトは前撮りだけのものではありません。
例えば新婚旅行先でフォトプランを探して撮影してもらうなどの楽しみ方も増えているようですね。
ロケーションフォトの人気アップの理由は?
ロケーションフォトの人気が急上昇している理由は、「挙式・披露宴をせず写真だけ!」という”ナシ婚”層が増えたため、そんなカップルの希望に合わせたフォトプランがどんどん充実してきたこと。おかげで料金プランも手軽に楽しめるものが増加しています。
以前は前撮りも、前撮り専用の限られた衣裳で、スタジオの中でこじんまりと行われることが多かったのですが、最近は挙式当日と同じ衣裳で、場所や写真イメージも自由にふたりらしいスタイルで撮影できるようになってきました。
また、InstagramなどSNSが一般的になり、魅力的なブライダルフォトのイメージや例もたくさん探しやすくなりました!そのため、新郎新婦が自分たちで撮りたいイメージを思い描けるようになってきたことも背景にあるかもしれません。
気をつけて!ロケーションフォトの注意点
ロケーションフォトの注意点は、撮影許可と天候の2ポイント。
屋外でサッと撮るだけならOK!というわけではなく、許可が必要な場所もたくさんあります。撮影希望場所を決めたら、フォトスタジオに確認してもらうか、自分たちで確認しましょう。また、特に屋外での撮影の際はその天気も重要です。万が一雨が降った際には延期するのか、そのときは別途費用がかからないのか、など、後々トラブルにならないように契約前にきちんと確認しておくと安心です。
自分たちらしい記念写真を、リラックスして楽しみながら残せるのが魅力のロケーションフォト。ぜひ参考にしながら、撮影プランを立ててみてくださいね。