結婚準備は決めることがとにかく多くて大変になりがち。
ふたりで相談するだけでも時間がかかるのに、親の意見なんて聞いてられない…と思っていませんか?実はそれって要注意。実に6割以上の新郎新婦が、「日取りや引出物など、親の意見で後から変更になったことがある」と答えています。
「えっ、せっかく引出物全部決めたのにやり直し…!?」なんて大変ですよね。そんな方こそ、親御様が気にしがちなポイントを押さえて一気に確認してしまいましょう!
両親に確認したい5つのポイントはこちらです。
- 何を相談してほしい?
- 式の日取り・場所
- 親族に関わるおもてなし
- 料理
- 費用負担
何を相談してほしい?
「料理とか、勝手に決めずに相談してほしいことある?」と、まずはズバリ聞いてしまいましょう。
後から変更で最も多いのが「そんなこと、親が気にすると思わなかった!」というパターン。特に、結婚式はふたりのこと、と考える新郎新婦に起こりがちです。結婚式の主役はもちろん新郎新婦ですが、親御様にとっても、親戚やお世話になっている方を招く大切な日です。
何かこだわりたいポイントがないか、不安・心配なことがないかを一緒に確認するだけでも、「勝手に決めようとせずにちゃんと相談してくれる」と少し安心してもらえることも。
式の日取り・場所
式の日取りは縁起に関わること。場所は、ゲストのアクセス面に関わることを気にされがち。特に、遠方から参加する親族がいる場合には乗り換え回数やアクセスのわかりやすさを重視したい方も多いのではないでしょうか。
また縁起に関することばかりは、その人の気持ち次第。でも、何が縁起が良いのか・悪いのかがちゃんと分かれば、相談もしやすくなります。「午後の式予定だから、大安じゃないけど先負でも大丈夫だよね?」なと、ポイントを押さえて確認してみてはいかがでしょうか。
六曜(六輝)って何?日取りと縁起の関係
大安 (たいあん) | 「大いに安し」という意味で、六曜の中で最も吉の日です。 終日すべてのことにおいて吉とされ、結婚式や結納に最も人気の日。 |
友引 (ともびき) | 午前・夕方・夜が吉、昼が凶という日。大安の次に結婚式に良いとされます。 |
先勝 (せんしょう/さきがち) | 「先んずれば勝つ」という意味で、午前が吉で午後が凶。 万事においても急ぐことが良いとされる日です。午前中から式を始めれば、パーティが午後になってもOK。 |
赤口 (しゃっこう/しゃっく) | 午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)が吉で、それ以外は凶とされる日。 |
先負 (せんぷ/さきまけ) | 「先んずれば負ける」の意味で、午前は凶で午後が吉のため、午後の式を希望される方に人気の日取りです。。 勝負事や急用は避けた方が良い日ともされています。 |
仏滅 (ぶつめつ) | 「仏も滅するような大凶日」、もしくは「物滅(ぶつめつ)=ものを失う」という意味で凶とされます。 六曜の中で最も凶の日のため、縁起を気にする方は避けた方が良いでしょう。 |
親族に関わるおもてなし
親族に関わるおもてなしは、親御様本人のこだわりだけでなく、「●●さんの時にこうしてもらったから、うちもちゃんとお返ししないと失礼でしょ」というように、お返しやマナーの意味が含まれることもあります。
特に、この4つのポイントを押さえておくと良いでしょう。
・誰を招待するのか
・引出物の品数・金額
・お車代や宿泊費を負担するか
・写真の焼き増し
料理
「親族への気配り」という目線で見る親御様から、当日最も気になるのは料理ではないでしょうか。品数や内容に不満足や失礼がないか、当日その場で心配するよりも、事前に確認できると安心です。
試食の際には一緒に参加しないか一声かけてみてください!
費用負担
後々もめ事にもなりやすいお金のことは、早めにきちんと確認しましょう。
両家で折半するのか、負担割合はどうするか、親からの費用サポートをもらうのか、など基本的なことを相談するだけでも大切です。
また特に、新郎側だけゲスト人数が多い、など「両家の片方だけ●●」ということがある場合は要注意。「自分たちで納得しているからOK」と決めつけず、どう決めたのかを伝えておくと安心ですね。